【感想】劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」はメタメタだった(褒めてるよ
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どうも、リンスです
公開から1週間以上経っちゃいましたが、
なんで土曜日公開スタートなんだよ普通金曜日だろ仕事帰りに見れなかっただろ土日はいろいろやる事あるんだよアニプレックスさんよ??!?!!!!?
ようやく観てきました(11月5日)
劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」
公開初週じゃないけど、ほぼほぼ満席だったんじゃないかな
(隣に座ってたオタクとは真逆の爆イケカポーは一体何者だったんだ。。。)
社会人になったタイミングとバッティングしたため、原作の最終巻だけ読めてなかった本作
まあ感想を言うと。。。
☆最高☆だったよね!
各所で各々が想いの丈を綴っていらっしゃいますが、
リンスとしてはメタ要素が素晴らしいと思いましたのでお伝えいたします…!
オタクの理想をメタとして描く、原作・脚本の丸戸史明
ツンデレ金髪ハーフ、黒髪ロング黒スト先輩、なつき系巨乳後輩など
何周回って何回擦ったか分からんキャラがいっぱい登場する本作
ですが、こういった記号ヒロインを敢えてネタ扱いにして、
モブっぽい目に付く属性を持たない、描写の難しい女の子をヒロインとして描いた本作
オタク作品において記号描写って、決して悪いことではない
というか、むしろ良いくらいですよね
そもそも現実には存在しないからこそ、エンタメ足り得るわけですから
それに分かりやすい特徴を持たない女の子を主人公にとっての、そして観客にとってのヒロインとして描くって難しいと思いませんか?
でも、それを可能にするのが原作・脚本の丸戸史明なんですよね
周りの女の子を記号だらけにするからこそ際立つ、モブ系ヒロインの微かで仄かでむず痒くて、そして切実な可愛さ
本来、オタクが二次元コンテンツに求めるものではない
しかし本当は欲しい現実的な可愛さ
例えるならToLoveるの中に秘められた君に届けでしょうか(違うか)
ファンサービス的なメタ要素
本作のメタ要素は上記のポイントだけではありません
- 作品冒頭、黒髪ロング黒スト先輩の「映画ではモブ扱いでキャストクレジットも下の方に移動させられる」発言の回収(実際、下の方に飛ばされてましたね)
- 最後、画面が暗転したからの「お疲れ様〜」セリフは、原作に始まりテレビアニメを経て映画までたどり着いた冴えカノプロジェクトに対する想いとも捉えられるでしょう
映画でありながら、映画に留まらない、いろんなところで楽しませてくれる本作
面白さがレイヤーとなり段積みされていくわけです
そりゃ、飽きさせないわけですわ〜
結論
【全ての萌えアニメを踏み台にするメタとして扱う】
それが許されるのは、彼自身が(エロゲーという名の)ギャルゲーライター出身だからですよね
つまり何が言いたいかって・・・?
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