いつもはアニオタ、ときどきジャニオタ

二次元と三次元の狭間で揺れ動くアイデンティティー

報連相に悩む新入社員の君へ。

水曜日の夜中、ベッドでブログ書いてます。

どうもリンスです。

 

先週は忙しかったり風邪ひいたりで大変だったのでブログ書けませんでした。

実はまだ風邪治ってないですけど、さすがにそろそろ書かないとブログが生活から切れてしまうので無理にでも書きます。

 

今回はそんな風邪の話。

というか風邪の原因にもなった無能上司とのやり取りで思い浮かんだ働き方の話。

人事採用教育担当として働く自分が考えている真面目な話。

上司とのコミュニケーションに悩んでいる新入社員の君に向けた話

 

 

 

結論から言うと

報連相が大事」って言う上司は本当に能力がない

 

そもそも報連相とは。。。

報告:部下が上司の指示に取り組みつつ、途中経過を報告すること

連絡:自分の意見や憶測を含めない関係者への状況報告

相談:自分だけで業務上の判断が困難なとき、上司に意見をきくこと

 とwikipediaには記されています。

はっきり言ってとても大事なことです。

 

現況を正しく共有し、自分の力の及ばない場面では上長の力を借りる。

これなくしては社会人として生きていけないでしょう。

 

そして、そんなことは新入社員、みんな理解しています。

このレベルの職位の社員は、仕事を上から任される、というのがデフォでしょう。

つまり、仕事の完遂を最終的に判断するのは自分ではなく上司なのです。

 

そうなると

  • あとから「ここが違う」とか指摘されるくらいなら上司の確認を取りながら進めた方が安全
  • 状況が変わったら、それを上司に共有した方が安全
  • 自分で判断できないことは上司に判断してもらう方が安全

となります。

報連相が大事」なんて言われなくても、新人が上手く仕事を進めるには報連相が不可欠です。

そんなことは言われなくてもやるんです。

 

それでも新人が報連相をできないのだとすれば

それは報連相を実行し難い環境を上司が作り出しているに他なりません。

 

  • 何気ない会話を振る
  • 困っていることはないか尋ねる
  • 部下が報連相をしてきたら、たとえ仕事が忙しくても嫌な顔をしない

こういった日々のコミュニケーションを怠っておいては

部下からの報連相は滞るばかりです。

 

それでも、わざわざ「報連相が大事」などと説く上司がゼロにならない。

彼らは、下の人間から報連相をされない原因を、下の人間に押し付け、

  • 自分は悪くない
  • あげく、下の人間が無能

と言い張ります。

 

でも、そもそも無能な新人など存在しないのです。

 なぜなら、新人とは本来、能力で評価されない立場のことだからです。

 

 それでも無能と言うならば、その新人を採用した会社が無能なのです。

つまり、その会社を構成する管理職=上司が無能なのです。

 

新人が報連相をしないことを嘆くのではなく、

新人が報連相を実行し難い原因が自分にあると正しく認識すべきです。

 

 

 

しかし、一方で

社会人に必要なものに鈍感力が挙げられる

 

そもそも鈍感力とは。。。

鈍感力 (集英社文庫)

鈍感力 (集英社文庫)

 

モテモテお医者さん作家渡辺淳一が出版した、かつて一世を風靡した本のタイトルです。

 

内容をざっくりまとめると、

 「センシティブで相手の事・周りの事を考えすぎると疲れちゃうよねー」

 「不都合なこと・面倒なことには気付かない方がハッピーに生きれるよねー」

という、気にしすぎ現代人に向けた福音なのです。

 

そして「報連相が大事」と言い張る上司は、自分が悪いと認識しない=鈍感力の持ち主なのです。

 

つまり、常に責任を周りに転化する報連相が大事」連呼マン上司は

社会人として正しい、とも言えてしまいます。

 

 

 

そうなると結局、 

無能上司に対抗するには、自分も鈍感力を持つしかない

 周りの人間のことを考えない人間をいくら配慮しても一銭にもならないです。

自分に害を為す人間には対抗しないといけません。

 

そして、鈍感力という最強の矛には、自分も鈍感力という最強の矛で迎え撃たなければいけません。

盾ではいけません。それではいつまで経っても耐え忍ぶ状況です。

 

君自身が鈍感力を持たないと、君自身が潰れてしまいます。

そして鈍感力を用いて、報連相なんてものは一旦忘れてしまいましょう。

「報告した方がいいかなー、相談した方がいいかなー」と迷ってしまう時点で、その上司は上司失格です。

そんなことを悶々と考える方が時間と精神力の無駄遣いです。

 

鈍感力があれば、

  • 相手にどう思われるだろうか
  • 相手の時間を奪ってしまうだろうか
  • 相手は迷惑だろうか

なんてことは一切考えません。

つまり、鈍感力があれば報連相を躊躇わずに実行するのです。

 

 

 

まとめると、 

会社は報連相の有用性を説いてはいけない

そんなものは誰だって分かっています。

お前らがら思う無能な新人だって分かっています。

 

実行すべきは、報連相をしようと思える環境を上司・会社が整えることです。

それができないから、新人は生き残る為に鈍感力を得るしかなくなるのです。

そして鈍感になった新人が昇進して上司の立場になることで、この問題は永遠に繰り返されるのです。

 

これが会社の現状。 

 

上に立つ人間からすれば「甘えるな」と言いたくなるでしょうが、現実問題として苦しんでいる新人は少なくないです。

 

そんな君の状況をなるべく論理的に説明したので、冷静な判断が出来るよう役立てていただけたら幸いです。

 

  

最後に、この記事を書くきっかけになった動画を貼っておきます。

ゲーム実況者もこうさんの動画です。

(5:03〜が特に重要です。URL:https://youtu.be/dVDj2A3nNkw?t=303


もう会社辞めたいやつおるか?ワイが新入社員だった頃の話を聞け!

 

口は悪いですが、言っていることは真理です。

この動画を自分なりに解釈して記事を書きました。

 

どんなTEDより有益な動画です。

併せてご覧下さい。

  

 

本日のまとめ

報連相は最弱の盾。鈍感力は最強の矛。】